【書評】ホリエモン著書”ゼロ”。内容の要約と感想レビュー!

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【書評】ホリエモン著書”ゼロ”。内容の要約と感想レビュー!
人には歴史がある。誰かを評価する際、私達は見た目や肩書、世間の評判等のイメージが先行してしまいがちです。

今回紹介する著書は少し古い本です。2013年10月31日に発売された、今から7年前の本。堀江貴文こと”ホリエモン”が証券取引法違反で逮捕され、刑期を終えて出所した時に書いた自伝です。

当時の私は21歳。テレビ越しに見るホリエモンのイメージは「とにかくお金があって、色々手を出す人」でした。捕まったと聞いた時も「ああ、あの人悪い人だったのかぁ…」位の反応でした。

何故今この本なのか?と思われるでしょうが、当時の僕はミーハーとか野次馬根性みたいなものが微塵も無かったので、発売されてすぐの本には基本、手を出さない様にしていました。今で言う、”鬼滅の刃”が人気と知ってすぐに買いに走るみたいな事ですね。幸いな事(?)に鬼滅は流行る前から購入してましたけども。私には先見の目がありますね(笑)

なので今までホリエモンさんの著書に手を出していなかった訳です。まぁこれから読み始めるのにちょうどよいタイトルをしていたので”ゼロ”を選んだ訳です。

ちなみにホリエモンが発売した最初の著書は”ゼロ”では無く、”稼ぐが勝ち”という本です。この本の題名やニュースの偏向報道、彼自身の行動力が相まって、私を含むテレビ視聴者は”金の亡者”というイメージがついたのかもしれませんね。

ゼロを読んで”感想”を語る

この本は本当に彼の自伝と言えます。赤裸々に彼の”家庭環境”や”パソコンとの出会い”、”収監されていた時の気持ち”等が書かれた日記であり、自己啓発本ではありませんでした。

では人生の参考にならないじゃないか!と思ったかもしれませんが、いやいや、人の人生というのは絶対に聞く価値があります。まぁそこに価値を見出すのは私達読者なのですけども。

私の思う頭の良い人や成功者というのは、”仕事に追われていない人”だったのですが、ホリエモンさんは”仕事を追いかけている人”でしたね。

読者の方は仕事を辛いものだと認識してるんじゃないでしょうか?私もです。でも日々を豊かにするかどうかは結局の所自分次第なので、好きな人や気になる仕事を見かけたらすぐに声を掛ける位のフットワークの軽さは持っておきたい所ですよね。

思っていたよりホリエモンさんは感情が豊かな人でした。学生の頃は怒ったり、収監されていた時は感動して泣いたりしています。思えばそう、どんな成功者も私と同じ”人間”なんですよね。

ならばどうして”自分も出来ると思えないのか?この本はそんな事を考えさせられる内容でした。

彼の人生を追体験すると、私達が抱えている問題とそんなに大差がない事に気が付きます。劇的なドラマや奇跡なんかあった所で私達の本質は変わりません。それは他人が見てどう思うか?の話であり、自分自身からすれば「まぁ、そんな事もあったっけなぁ」というだけの事です。

貴方もこの本を読んだらきっと、人生観が変わると思いますよ?

”ゼロ”内容について語る

ホリエモンの幼少期

両親は共に働いていた為、幼少期の”親”に関しての記憶はほとんど無いと話している。酒を飲むと手を上げる無口な父親と親のエゴを押し付けてくる母親のイメージしかなかったそうだ。

当時はネットが普及していないので、暴力に関して寛容であり、親や教師の暴力はそれほど珍しい事では無い。また父親は遊園地や海水浴に連れて行ってくれたと話すのでいわゆるネグレスト(虐待)では無いと思う。しかし何をするにもそこに母親の姿は無かったらしい。

お見合いで結婚し、現在は別居しているそうなので元々仲が悪かったのかもしれない。

母親は自分が息子の為になる!と思った事を押し付ける人だった様だ。急に「柔道をしなさい」「郵便局でアルバイトをしなさい」と彼に命令し、実行できなければ「顔に泥を塗る気か!」と怒鳴りつける。…その怒り方のニュアンスで言えば自分が恥をかきたくないからに聞こえるが。

その母親が還暦を迎える頃、ホリエモンに連絡してきたそうだ。電話の内容は、「車を買おうか悩んでいる」「還暦だから赤がいい」「車種はマーチ」といった希望。ホリエモンは母親が何を伝えたいのか悩んでいると「もういい!」といって電話を切ったそうだ。つまり、”息子に買って欲しかった”のだろう。はた目には少し自分勝手な母親に見える。

よく辛い過去を聞いて同情する人がいるが、私は本人がどう捉えているか?を考える様にしている。私も実は兄弟関係がやや複雑で、それを他人に説明すると”あんまり聞いてはいけない事だった”という顔をされるが、私としてはいたって普通であり、”不幸”では無い。

確かにホリエモンは少し面倒な親に生まれたかもしれない。でもそれ自体はただ、それだけだ。不幸と言う訳では無い。あくまでも平均的な家庭の在り方からすると少し劣っているだけだ。

ホリエモンの”ドブ板営業”

私が参考にしている成功者の皆さんは皆同様に、ドブ板営業をしている。ドブ板営業とは小さな積み重ねから沢山の成功体験を得る事。ガクトは沢山の女性に声を掛け、自分を支えてくれる女性を集めた。キングコング西野はTwitterで一人一人に声を掛け、クラウドファンディング(ネット上でお金を募るサービス)にてお金を集めた。

ホリエモンも同様にこれに近い成功体験を得ている。

大学の友人が急に「ヒッチハイクに行こう」と提案した。彼はその提案に”面白さ”を感じた為すぐに乗っかったそうだ。高速のパーキングエリアでドライバーに声を掛け、「運転変わりますよ?」とか「大学生なので、身分は安心です」と自分達が出来る限りの特典を提示して交渉に励んだ。

「大阪の●●が食べたいなぁ」と思えば、「そこまでお願いします!」とヒッチハイクをした。彼等は”出来る”という小さな成功体験を積み重ねた。

私達にはこの”成功体験”が圧倒的に足りない。大人になってからの仕事は”当たり前”であり、無難にこなした所で褒められる訳でも無い。賞賛を得られる訳でも無いのだ。では年をとったら落ち着かなければいけないのか?そうでは無い。年を重ねたからこそ、成功体験をするべきなのだ。

「やりたい事がない」は嘘。

本書でホリエモンは「やりたい事がありません」という学生の質問にこう答えている。

「好きな女優はいる?」

「います」

「会ってみたいと思わない?」

「思います」

「じゃあ、会えるようになる道を考えてみよう」

「いや、僕には無理ですよ…」

「ホラ、”やりたい事”が無いんじゃなくて、君は”できっこない”と思っているんだ」

例えば外国に住みたいと貴方は考える。しかし、すぐにそれを否定するだろう。何故か?「お金が無い」「外国語が話せない」「家族を残していけない」等、出来ない理由を連ねるからだ。

そうやって出来ない事ばかりを増やせば当然、やりたい事は無くなっていく。私はどこかで1日3時間費やせばプロになれるという話を聞いた事がある。

3時間。

君のテレビ・ネット観る時間やお酒・煙草をたしなむ時間。趣味。それにかける時間を削ればもしかしたらプロになる事も可能になると思えないだろうか?

通帳でなく、自分に貯金する

「どうして貯金しなければいけないんだろう?」当時小学生のホリエモンは考えた。親や教師は「いざという時の為」「手元にあると無駄遣いする」等の理由で彼を説得するが、ホリエモンは全く納得できなかった。

一見してまともな意見に聞こえる。私の親も同じ様な事を言っていたし、私自身お金を貯められない自分はダメな奴だな~なんて思う事もしょちゅうだ。

ホリエモンは自信が無いから貯金するのだと話す。将来の自分が不安になり、その不安を埋め尽くす為に貯金する。根底にあるのは”お金さえあればどうにかなる”という考えだ。自分に自信があるのなら自分の成長にお金を費やすべきと彼は語っている。貯金という行為は頭を全く使わない。つまり”面倒な事から逃れたいだけ”だという。

彼は読者にこう問いかけている。いざとなったらお金で解決する。そんな考えは果たして美徳と言えるのだろうか?と。

私はこう考える方が分かり易い。

”毎月貯金している人”と”毎月自己投資している人”では、どちらの将来が楽しみだろうか?

ゼロの自分にイチを足す。

現代はお金でなく、信用が価値を持つという。私は今まで友人をつくらなかった人間のなので大変耳が痛い話だ。

私は自己啓発本や日常生活で得た知識をTwitter発信する様に努めているが、ホリエモンがいう何も持たない”ゼロ”の人間なので、”いいね”も”リツイート”もされない。世間的な目線で見れば今の私は価値が無いとされる。これは悲観的な考えでは無く、客観的な事実。

だから今の私を、私が好きになれない。自信も出てこない。だったら(男女に)モテる筈が無いのはとても分かり易いロジックだろう。

仕事で何か難しい案件を受け、迷ったあげくに断る。そんな事をすれば貴方はもう、同じ人から頼られなくなるだろう。挑戦する意欲を感じない相手にいったい誰が期待するというのか?で、あるならば「やります!」と即答してしまえば良い。それはハッタリでもなんでも信用を得る為に越えなければいけない最低限のハードルだからだ。

「…あー、じゃあ…そうですね。やりません」よりも「やります!えっと…何をですか?」の方が印象が良いと思わないだろうか?

そうやってゼロの自分にイチを積み重ねていく事、成功体験が大事なんだとホリエモンは綴る。

まとめ

ゼロにはこんな文章が記載されています。

刑務官は、食事用の穴から囁く様に語りかけてきた。

「(割愛)、どうしても寂しくて我慢できなくなった時には、話し相手になるよ。短い時間だったら大丈夫だから」

ぶわっ、と涙があふれ出た。頭まで布団を被り、声を震わせながら泣いた。

刑期中に弁護士が面会に来た際にも、こう書かれていました。

2枚の色紙を持って来てくれた。そこには社員からの応援メッセージがびっしりと書き込まれていた。(略)

気が付くと僕は声を上げて号泣していた。

彼等だってあのホリエモンの部下だというだけで、世間から白い目で見られているだろうに。僕を信じてこんな熱いメッセージを送ってきてくれたんだ。

ありがたい…ただただ、ありがたかった。

人の背景を知るとその人を憎めなくなります。逆に言えばその方への知識が浅い人程、軽口を吐いてしまうと言えるでしょう。私はこれから愚痴を吐くのは止めました。

代わりに”未来”や”感謝”を恥ずかしがらずに話していこうと思います。私達は本当は分かっています。悪口には何の意味も無く、ただ自分の自己満足であるという事を。

その日の貴方は満足かもしれません。しかし、それを未来から見ている貴方はこう思う筈です。

「阿保な事やってたんだなぁ…」

さて今回はホリエモン著書”ゼロ”についての感想レビューでした。私はこの年齢に至るまで素直さというものを置き去りにしてきたので。沢山著書を読む事で素直さを取り戻そうと日々奮闘しています。少しでも変われると良いのですけど。

いえ、変わります!

大事なのは熱量のある今では無く、この熱量が覚めた時に私の真価が問われるのだと思います。そんな時でも他人を気遣える余裕があるか?という事ですね★

さて、明日もまた仕事です。これから漫画描くぞー!本日もありがとうございました!!

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