【書評】歴史を簡単に学ぼう!”やばい日本史”感想レビュー

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私は他の教科に比べて歴史が好きでした。しかし成績が良かった訳ではありません。というのも自分の好きな部分しか覚えていなかったし、覚えられなかったからです。

歴史の知識というものは語り手(教師や教授等、私達に教えてくれる教材)がどれほど面白いか?によって変わってくるのだと思います。

学校とは不思議なモノで、生徒がその分野に興味を持たせる為に授業を行っているというのに面白くありません。もしも先生が生徒に分野毎の面白さをプレゼンできたのなら、授業が楽しくなりますし、その1時間は有意義になるでしょう。

教科書に載っている文章をただ黒板に記載するだけであれば、そんなものは猿でも出来ます。

猿は……出来ないか。

東大教授がおしえる”やばい日本史”を読んで。

私は高校生の頃、当時の数学教師に「数学ってどうして生まれたのか?」「誰が作ったのか?」「”π”とか何で当たり前の様に用いているのか?これの原型は何なのか?」という質問を教師に投げかけた事があります。

私は数学が苦手ですが、どうにか興味を持とうとしていたのかもしれません。しかしその先生は「自分で調べろ」「俺に聞くな」と生徒である私の言葉を跳ね返しました。その先生は20代であり、生徒の過半数に人気がありましたが、私はその件で数学とそれを教える数学教師が嫌いになりました。

今思うと嫌な生徒かもしれませんが、「数学教師である以上、数学というものの成り立ちや歴史んに詳しくないのはおかしくないか?」と思ってしまった訳ですね。皆さんはどう思いますか?

さて今回の著書は当時に「こんな書籍があれば、もう少し勉強出来ただろうなぁ」と思わされる本でした。歴史の授業を学びたいのであればこの本か、中田敦彦のYouTube大学(チャンネル登録者数 242万人)を見れば良いと思います。「これを見る事でテストで満点取れますよ!」とは言えませんが、歴史というものを学ぶ事が楽しくなります。中田さんの動画を一応、載せときますね。

【日本史①】〜日本は元々どうやって始まったのか!?縄文から飛鳥時代まで〜

本書は人物の挿絵が右下段。歴史を要約された文章が上段にある構成で人物を紹介しており、時代背景に関しては2ページ程の漫画でさらっと触れています。難しい言葉は使われておらず、現代のゆるーい言葉で要約されているのでとても分かり易いです。

また一人の人物に対し4ページを使用しており、その人物のスゴイ面とヤバイ面を紹介しています。皆、なかなかインパクトのある人生をおくっているので物凄いタメになりません。が、物凄い面白いです!まぁ誰から学び、どれを人生に生かすのか?は読み手が自分で感じ取るものなのでこれもどこかで使える知識なのかもしれませんね。

そもそも皆さん”テストで満点を取る為に勉強する”というのは本来の目的から離れた行為だと思いませんか?授業というのは昔の歴史に学び、今に生かす事が大事です。数学の公式を幾つ覚えたって普段利用するのはせいぜい足し算・引き算・掛け算・割り算です。それも機械が行ってくれる時代に変化してきたので全く意味がなくなってきました。スマホを開けば電卓だ使えますし、スマホは常に持ち歩いていますよね。

勿論その分野に行きたい人には意味がある行為かもしれません。歴史教授とか考古学者になるのであれば過去の歴史を知る事で解き明かせることがあると思います。しかし、我々が勉強すべきなのは近代の歴史か現代に影響があると思われる歴史です。「昔に聖徳太子や卑弥呼が居た」と聞いた所で「ふーん」で終わりですからね。

本書を読む際におススメしたい読み方があります。それは近代から学ぶ事自分が興味のある人物のページから読む事です。本書は表紙から裏表紙にかけ、歴史的人物について”すごい面”と”やばい面”を記載しています。そして表紙近くのページが”卑弥呼”、裏表紙近くのページが”太宰治”と過去から現代に進んでいます。

しかし読むのは貴方、しっかりと表紙から読む必要はありません。読みたい所から読めばいいのです。どんな本でも同じ、貴方が「面白く無い」と思えばそれは記憶に残りません。つまり、無駄な行為や時間になります。貴方の読みたいように読んで、面白く無いと感じれば本を閉じましょう。

最後に私がもっとも勉強になった文章を書いておきます。

平安時代の時代背景を教えてくれる漫画↓

この漫画はつまり、私達が普段から楽しんでいるコンテンツは平安時代から生まれたという事を教えてくれています。この文化が無ければ貴方が楽しみにしている”鬼滅の刃”や”ワンピース”は生まれなかったかもしれません。外国を見て分かる通り、日本はアニメ・漫画というコンテンツの完成度が群を抜いて高いですし、名作も多いです。

”漫画”という世界の教師は”手塚治虫”かもしれませんし、”絵”で言えば”葛飾北斎”等が強い影響を与えているでしょう。しかし、成り立ちではありません。「日本神話があるじゃないか!?」と言われるかもしれませんが、あれ、結構突拍子の悪い現実感の無い話なので、現代の感動する作品とはテイストが違うと思います。今の日本人のわびさびを生み出したのはこの辺りでは無いか?と私は考えています。

生み出された原因が「暇だったから」というのもなかなかシュールですよねw

東大教授がおしえる”やばい日本史”の内容を語る。

ここでは個人的に「面白い」と思った内容を幾つか紹介します。文章は私なりの要約なのでご了承下さい。

フランシスコ・ザビエル

☆スゴイ所☆

ザビエルはヨーロッパの貴族に生まれましたが戦争により国が消滅。戦争が嫌になった彼はキリスト教を布教します。人を殺害して逃亡中である日本人”アンジロウ”と出会った彼は、その信仰心に感動して日本に向かいました。

時代は戦国時代なので「人を殺す事」に疲弊していた当時の民には、キリストの教えである「神を信じれば救われる」という信仰は救いだったのです。

★ヤバイ所★

実はお坊さんと勘違いされていただけ。

アンジロウはザビエルの事を「インドから来たお坊さん」と紹介した為、どえらい勘違いが起きていました。またアンジロウがキリストの事を大日如来(仏)と訳したのでザビエルの言葉は「仏を信じなさい」と言う事と同じ意味になりました。

髪形もどこかお坊さんっぽい…のか…?

当時のお坊さんに関する恋愛事情として”女性との恋愛は禁止、男性とは可”というものがあるのですが、キリストは男性同士の恋愛はダメなのでそこで発覚したそうです。

んなアホな。

安倍晴明(あべのせいめい)

☆スゴイ所☆

飛鳥時代から明治時代にかけて陰陽師という職業が活躍しています。

陰陽師(おんみょうじ、おんようじ)は、古代日本の律令制下において中務省の陰陽寮に属した官職の1つで、陰陽五行思想に基づいた陰陽道によって占筮(せんぜい)及び地相などを職掌とする方技(技術系の官人。技官)として配置された者を指す。

この世の悩みを占いにより全て解決☆みたいな部署ですね。現代では考えられませんが当時は流行していました。しかも国の元で。

では安倍晴明は具体的に何を行ったのか?ですが、

・天皇の頭痛が治らない ⇒ 「頭蓋骨が岩に挟まっているので取り除きましょう!」 ⇒ 本当に頭蓋骨があったので取り除いた ⇒ 頭痛が治った!?

・「屋根の下に蛇が!?」「アヒルが部屋に入ってきた!?」不幸の前触れかもしれないと思う貴族や大名さん ⇒ 「はいはい、なんとかしますよ~!」と何でもやる安倍晴明

などです。当時は何が原因で死に至るか分からなかった為、こういった不可思議なモノに守られていないと不安だったのだと思います。

★ヤバイ所★

安倍晴明に超能力対決(箱の中身はなんでしょう対決)で負けた道満どうまんという人物は、彼に弟子入りして晴明の妻を奪います。その事実がバレる事を恐れた彼は彼の元妻と一緒に死ね死ねビームを晴明にかけ、殺害しました。

しかし安倍晴明も負けじと仙人パワーで復活!!道満と元妻を成敗しました。

なんだこれ。

まとめ

最後の文章は少年ジャンプばりの対決模様が展開されていましたね。安倍晴明は後いくつの進化形態を残しているのでしょうか?気になる所です。

本書ではこんなヤバい人物を40名程紹介しています。すこしでも歴史に興味がある方は一度手に取ってみるのも良いかと思われます。私はこの内容をチラ見しただけで即購入を決意致しました。

「うーん、日本人ってやべぇ」

いやいや世界の人物もとんでも無い方が沢山おられますよ!はい、そんなあなたに↓

まさかの世界史版が出ておりましたのでオススメ致します。

そして当然私も?

購入しておりましたw

まぁ日本人である以上は日本の歴史に興味を持つ事はなんら不思議でもありませんし、得た知識はどう解釈するかで何でも為になるものです。是非、お買い求めくださいね☆

本日はありがとうございました!

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