介護士になるには?元介護士が語る”必要な資格”

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「介護士になるには何が必要なの?」

 

今回はこんな質問に”元”介護士の観点から答えていこうと思います。

※2020/3月まで在職。

現在における”介護”の認識

”介護士”とは、介護(身体や精神が健全でない状態にある人の行為を助ける世話)の仕事に携わっている人のことを差します。”ヘルパー”とも言いますね★

主な業務は、

・身体の介護(入浴・排泄・食事・着替えの補助など)
・身の回りの世話(部屋の掃除・洗濯など)
・メンタル面のケア(話し相手になり一緒に遊ぶなど)
・相談・アドバイス(要介護者の家族との相談・自宅での介護に関するアドバイスなど) 等、

要するに、”要介護者に関わる、身の回りのお世話”という事です!

さて、先に結論から申し上げると”介護士”というのは誰でもなれます。それは例えば貴方が高齢であったり、頭が良くなくても、取り敢えず”健康”であれば問題ありません。

私が働いていた所では平均が60歳以上であり、70歳を過ぎても夜勤をしている方もおられました。ちなみに私は当時28歳で、いわゆる働き盛りの引く手あまたな存在だったりします。

その位慢性的に人材が不足しています。

また、需要が永遠にあります。将来的にロボットが介護士の仕事をこなせるようになったとしても、ロボットに…それも認知症(記憶障害の一種)を患った人達が命を預ける事が出来るか?と問われるとそれは一体何年先の話になるのか。少なくとも僕らが生きている内は問題ないと思われます。

※ただし、僕ら(20代後半)が”高齢者になる頃”には高齢者より介護士の方が多くなり、沢山作られた施設が氾濫(溢れかえる)する可能性もあります。あくまでも現状は職にあぶれる事は無いという話。

しかし一方で、需要はありますが賃金はとても安いと言えます。私は夜勤に良く出ていましたがそれでも20万円を超える事はまずありません。17万程度だったと認識しています。※都会では20万超える事もあるみたいですね。

昼間しか出れない方は更に安く、手取り14万を切る事もあるでしょう。国から補助金が出ますが施設によってその分配方法は様々であり、私は年二回給料1カ月分程度の支給を受けた覚えがあります。※本当は従業員に必ず支給しなければいけないのですが、施設毎で方針が異なる様です。

ですから正直な所。このブログを読んでいる方が若い方であれば、まずは他の仕事を体験してみてからこの職業を志しても良いと思います。その位、賃金に向き合わなければならない場面が多々ある職業だからです。

ちなみに業務内容の詳細においては別記事で記載しますが私の認識としては、”想像していたよりも楽な仕事”でした。

私は高齢者をそこまで好きではありませんでしたが、そんな私でも楽しい事・悲しい事が沢山あり、きっと今から働こうと考えている貴方の人生にも、プラスになる事があると思います。

◇必要な技術や資格。

私が働いていて必要だと思った技術と言えば、”思いやり”でしょうか。これは”利用者(施設を利用されている要介護者)様に限った事では無く、貴方自身の身体や心に対する結論でもあります。

閑話休題。

そういう話ではありませんでしたね(笑)。ではここから真面目にお話します。

ず資格もそうですが、基本的に研修を受けていないと直接利用者様に触れる事は出来ません。命を預かる責任がありますのでこれは当然ですよね!ですから大前提として”資格取得”を目指しましょう。国家資格の方は勉強が必須ですが、研修に至ってはとても簡単なのであまり身構えない様にお願いします。

あ、ちなみに、”誰でもなれる”とは申し上げましたが”介護士という仕事も専門職の一つ”です。技術が無ければ利用者様を危険にさらしたり、自分を傷つける事もあります。

そんな”自分を守ってくれる”のは”資格”です。正しい技術を身につけましょう!

①実務経験を積みながら働く。

介護施設で働きながら国家試験を受験する最もスタンダードな資格取得方法。

働きながら資格取得を目指せるので、費用面でリーズナブルなところはメリットの1つ。介護福祉士になるためには、介護現場での実務経験と介護職員実務者研修という資格を事前に取得するという2つのステップが必要となります。
また、未経験から国家試験を受けて介護福祉士になるには、3年かかります。

つまり、”3年実務経験が無ければそもそも国家試験を受けられない”という事です。

 

Q.じゃあ、”3年間は利用者に触れられない”んじゃないの?

と思われるかもしれませんが、それは”初任者研修”や”実務者研修”を終えれば問題ありません。ですのでまず入社してからは施設の職員の方から研修の参加を求められると思います。

早く業務を手伝って欲しいというのが本音でしょうから。

②養成施設に通う。

最も早く取得ができるルート。

最短で1年、介護福祉関連の学校をでていなくても2年で介護福祉士の受験資格を得ることができます。短期で目指せるのが良い所ですね。しかし、短期大学や専門学校に通う必要があり、費用面と時間面が気になります。

③福祉系高校を卒業する。

正直、大人には難しい(?)方法です。

福祉系高校、又は福祉系特例高等学校を卒業し、国家試験を受けることで介護福祉士の資格取得を目指すルート。私のブログを見に来ててくれている方には正直縁の無い項目かもしれませんね。

ちなみに私が選択したのは①の実務経験を積みながら国家試験を受ける。です。もっとも早く仕事内容に触れる事が可能ですし、雰囲気を掴むには手っ取り早かったので。

◇”研修”って何?

研修って何をするの?

国家資格については想像できるけど、研修って何をするの?と思われたかもしれません。ここでは”研修”についてお答えします。

●初任者研修  

(授業130時間:受験費用7~8万)授業のペースは1週間に一度(6時間程度)で5カ月通うか、1カ月でまとめて通うかのどちらか。受験費用が会社負担の所もある。

とは介護の仕事に就くうえで最低限持っておきたい資格となります。

介護職員初任者研修は、『在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を習得する研修です。資格を取得するためには、講義と演習で構成される約130時間の研修受講と、全課程修了後の修了試験に合格することが必要です。

筆者はインドネシアの方達に囲まれながら、研修を行いました(笑)。ちなみに外国人に関しては受け入れている場所やそうでない場所もあるので、外国の方と勉強すのは嫌な人は下調べしてみた方が良いかもしれません。ですがとても良い方達でしたよ?正直、日本人より真面目です★

彼女達(男性はおらず皆20代前後の若い人)は皆、日本に留学に来た優秀な方達で日本語の学校に通いながら福祉の勉強をしているそうです。”優秀”とはいえ日本語が出来ない子が大半で、そんな彼女達でもテストを合格したので日本人が不合格になる事はまずあり得ないと思います。

先生方も合格させる事が目的になりますので、再度テストを受けさせてくれますから焦らずに正しい知識や技術を身につけましょう。

研修内容は座学生徒同士で行う実務研修が半々といった所です。

実際に利用者の負担を理解する為体に重しをつけたり、視界を限定する為にゴーグルを装着したりするので意外と楽しかったりします。

実務研修と異なり最後に筆記試験があります(簡単)。

※(注意)初任者研修の資格を持っていても国家資格の受験は出来ません。

●実務者研修

(授業450時間:受験費用10~15万)

介護福祉士実務者研修は、質の高い介護サービスを安定的に提供していくことを目標に、基本的な介護提供能力の修得を目的とした資格。また、実務者研修を受けなければ国家資格である”介護福祉士”の資格は取得できません

研修内容は初任者研修の延長上にあるものなので、似たような授業形態ですが異なるのは介護に対しより深い知識を学ぶという所です。時間を要し、お金がかかります。

実務者研修の資格があれば、同行援護・行動援護の介護事業所以外でサービス提供責任者として働くことができます。初任者研修のみの場合は、別途実務経験3年(540日)以上が必要です。

”喀痰吸引(詰まった痰を取り除く行為)”や”経管栄養(チューブを用いて胃や腸に栄養を送る行為)”の処置は医療行為に該当する為介護士では行えないのですが、実務者研修を終えると特別に使用許可がおります。

 

Q.じゃあ、初任者研修受ける意味あるの?

当然、そんな疑問があると思います。

ぶっちゃけると実務研修から受ける事も可能なので初任者研修をすっ飛ばして実務を受けるという選択肢もありです。

 

Q.そもそも初任者研修って意味あるの?

研修施設によってはまず初任者研修を受講した後に実務研修を受けて下さいと指示される場所もありますので意味はあると思います。

また、段階を踏んで介護を理解したい人には初任者研修はうってつけであり、実務よりも早く利用者に関われるという利点もあります。実務研修より安価なので自腹を切る人には有難いのではないでしょうか?

なによりも初任者研修を受けていると実務研修が6カ月必要な所最短2カ月で取得可能になるというのは大きいと思います。

◇まとめ

今回は介護の仕事の”認識”から、介護士を目指すにはどんな資格が必要なのか?という部分の説明をさせて頂きました。ネット上で検索すればすぐに分かる情報でしたが要点を抜粋して誰にでも分かり易い様にまとめてみたつもりです。読者の皆さんへ参考になれば幸いです。

 

上記で私が話した様に、「”介護士”という仕事は辛くありませんでした」人間関係において苦労した覚えがあります。まぁどこの仕事もそれが原因だったりしますよね(笑)

 

特に”女性が中心の社会”となると男性としては、

「(別にそんな事どうでも良くない?)」

「(やる事やってるんだから新入社員にそこまで言わなくても…)」

…まぁ色々と気を使いました。

 

今後は別の記事にて、”介護士を志した理由”や”介護士を退職した理由”の記事も書こうと思っています。…興味ないかもしれませんね。まぁ一応、です一応!

 

最後に、

介護士”になるという選択は立派ですし、とても社会の役に立っていると思います。その反面、他人の命がかかっているので気を使う場面が多く、精神面・体力面と消費する事もあると思いますので”思いやり”を忘れない様に頑張って下さい!

介護の世界は”貴方”と言う人材を欲しがっています。

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