被介護者とやってみよう自宅で出来る”リハビリトレーニング”

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リハビリには認知症の進行を防ぎ、残存能力を維持する作用があります。リハビリは、病院やデイサービスなどの”施設に行かないとできない”と思っている方も多いのではないでしょうか? 今回は自宅でも簡単にできる認知症の方向けのリハビリの方法と注意点を学びましょう。※リハビリにより劇的に症状が改善される訳ではありません。あくまでも進行を遅らせる効果が期待できるという認識で取り組みましょう。

コミュニケーションを用いてリハビリを行おう!

昔の事を語る”というのはコミュニケーションとして活用できますし、本人の為にもなります。認知症を患っているとはいえ昔の記憶は残っています。精神面の安定や認知症の予防にも繋がる為積極的に話を聞いておげましょう。★昔話をすれば会話に困らないですよ!

作業療法

絵や家事など、日常動作や趣味を通じておこなうリハビリ、”作業療法”というものがあります。 簡単な家事を一緒にやってみたり、好きな趣味の活動をしてみたりするなど、本人の能力や好みに合わせた作業を行ってみましょう。 作業療法によって指先や体を動かすことは脳への刺激となり、認知症の抑制や発症予防に効果があります。

母方の祖母(96歳)は庭の畑で野菜を育てていたり、犬の世話を行っていた為、無くなるまで認知症の発症は確認されませんでした。私自身も良く当時の話を聞いたりしていました。もしかするとこれら全てが良い方向に運んでいたのかもしれません。家庭の中で役割を感じなくなると老いが加速するのかもしれませんね。

音楽療法

歌を歌ったり楽器を演奏したり、曲を聴いたりする事が認知症改善に貢献するかもしれません。病院や施設などでも、複数人で集まって合唱をしたり、音楽を聴いたりする場面がよく見られます。 本人が好きだった音楽をかけてみたり、一緒に歌ってみたりするとよいと思います。

注意点としては時代が異なりすぎて私達が曲が分からないという点です。施設でも覚えるのに大変でした(笑)

思い出の曲を聴いたり歌ったりすること。音楽を楽しむことは気分の安定につながる他、自ら歌うことによって、脳の刺激になって症状の緩和が期待でき、発声や嚥下機能の改善にもつながります。

運動療法

年齢を重ねると運動不足になりがちです。とくに認知症の方は引きこもりがちになるので運動量が極端に少なくなったり、日中に昼寝をしてしまったりすることで、夜間の不眠や昼夜逆転の原因となってしまいます。 それによって、徘徊や夜間せん妄(意識障害が起こり、頭が混乱した状態になること)が引き起こされることもあります。日中に体をしっかり動かすことで体力低下の防止になり、夜間眠りやすくなることも期待できます。

寝たきりや動く頻度が少ない人は体の血行が非常に悪くなります。しかし素人の方が安易に「マッサージ」を行うことは危険を伴います。素人の方が行う強すぎるマッサージに気をつけましょう。押す・揉む・叩くが強すぎると組織を潰して炎症を起こすことがあります。特に血液をサラサラにするような薬を飲んでいる人は注意しましょう

行う場合は安全にできる軽くさするようなマッサージを行いましょう。大切なことは介助者側が無理なく行うことです。介助者側が体を痛めないよう、ライフスタイルに無理が生じない程度に継続することがポイントです。長時間走るよりも1日5分でいいから走ることを続けることが大事とう考え方が好ましいです。

脳のトレーニング

ジグソーパズルや小学生向けの簡単なドリルを使った計算、字の書き取り、将棋や囲碁などのボードゲームは立派な脳のトレーニングになります。 頭を使うことは脳へ刺激を与え、脳が刺激を受ければ血流が上がり、認知機能向上につながることが期待できます。

施設では上記に加え、漢字テストやことわざの上の句下の句を書く等行っていました。勿論本人がやりたくないと話されたらやめておきましょう。

リハビリの”注意点”

無理をしないで!させないで!

体調が悪いときや本人が嫌がるときに無理して行うと、上手くいかないどころかリハビリは嫌なものという考えを持たせてしまいます。嫌がるようであれば、本人の好きな別の方法に変えたり、気持ちが向くまで待ってあげて下さい。途中で体調が悪くなったときは無理をせずに中断し、気になるようであれば病院へ行きましょう。

プライドを傷つけない様に。

認知症になってできないことが増えてくると、介護者側がついつい子どものように接してしまうことがあります。 本人の意思を尊重し、やりたいことを楽しくやれるような環境づくりとコミュニケーションを心がけましょう。

まとめ

体を動かして体力の低下を予防し、頭への刺激で脳への血流改善を図り、家族とのコミュニケーションや好きなことをする楽しみで心を満たすのがリハビリの目的となります。リハビリを心がけることで、より大きな効果も期待でき、本人の満足度も上がります。

認知症は治すことが難しい病気ですが、働きかけ次第で進行スピードを遅らせることができます。リハビリをおこなうことが認知症発症の予防や、高齢者の生活レベルを保つことにつながり、本人にとっても家族にとっても良い効果となります。 症状の進行を防ぎ、本人の楽しみや生きがいづくりにもなるリハビリをできる範囲で取り入れてみましょう。

どうしても面倒になってしまう日がありますが、認知症の進行を遅らせる事は本人だけでなく家族全体の幸せに直結します。家族で役割を定め、子供達に協力を仰いでみても良いと思います。

中途半端に貢献していると、被介護者が最期になった際に「もっと出来た事があったんじゃないか?」と気持ちを引きずる事になってしまいます。無理をする必要はありませんが、出来るだけの事はやってあげてください。

さー今日も頑張っていきましょう!ではではお疲れさまでした。

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