介護士に”向いている人”はどんな人?元介護士が考えてみる

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僕は仕事に向いている人というのは、実際にその仕事を行ってみないと分からないと考えています。ですので取り敢えずその業界に足を踏み入れるのですが、失敗も多く、全然興味も意欲もわかない仕事について心身を痛める事がありました。思慮が足りませんね(笑)

介護業界も同じ様に飛び込んでみた節がありますので、今一度どんな人が向いているかちゃんと考えてみようと思います。

介護士を目指すべき”性格”と”特性”

大前提として仕事内容自体にそれ程抵抗が無ければ、私はどんな人であれ無難にこなせる仕事であると思います。勿論健康である事が基本で、仕事としての責任が伴いますが。

作業効率について

たくさんの利用者がいれば、個性もニーズもそれぞれなので作業が早ければ良いという話ではありません。せかせかと動くスタッフを好む利用者もいればゆっくりとしたペースで作業を行うスタッフが好きな方もおられます。基本的に真摯で丁寧な対応を行えばよほどの粗相がない限りはそれほど怒られることは無いと思います。※その人の性質は除いて考えるとして。

勿論早く終わるのに越したことはありません。あまり時間をかけすぎると同僚に迷惑をかける事になってしまいますので、丁寧に業務を行いながら徐々に作業スピードをあげていきましょう。

施設によって、スピードを重視する環境もあれば、利用者一人ひとりに寄り添い、自立支援に力を入れているところもあります。自分の性格や取り柄を活かせる環境を探してみるのも良いかもしれません。介護職は向いていないと結論を出すのは、それからでも遅くはないと思います。

性格の不向き

人はみなそれぞれ強みも弱みもあります。強みはそのまま活かすべきですが、弱点は改善する努力をしましょう。

おおらかな性格は、介護職としては素晴らしい資質。たとえば、積極的に他のスタッフに声をかけ、明るくオープンな雰囲気を作っていったり、忙しくて職場全体がピリピリしがちなときに、緊張を和らげるように思い切り明るい笑顔で接したりと業務がこなせなくても出来る事はあります。

逆にこまやかな性格であれば、必然的に仕事上のミスも減ると思います。利用者様の為介護記録に記載する事が多いのですが、どうしても忘れてしまう事があります。介助中であれば忙しくなると効率重視で行えていない業務もあります。そういったミスを指摘して貰えると助かります。

もしも努力しても怒られてばかり…ということであれば、職場と性格がマッチしていない可能性があります。担当する業務を上司と相談したり、場合によっては、転職を検討してみるのも一つの選択肢だと思います。私も、もう無理だなと思ったらトラウマになる前に退職します。

介護の仕事は、人と接する時間が長い職業です。そのため人間関係で悩むこともあります。そんな場合でも、深く考えすぎず前向きにとらえられる人は優秀だと言えます。仕事は精神的・肉体的な負担がかかりやすいものです。負担を持ちこさず、仕事とプライベートの切り替えができる人は、介護福祉士に向いていると思います。

介護士の能力

介護福祉士には介護する相手がどんな助けを必要としているのか、普段と比べて調子はどうかなどを見抜く観察力が必要です。要介護者が歩行時の際に転倒したり、目を離した隙に外へ出てしまったりしないように、常に気を付けなければいけません。

コミュニケーション能力が高い人はもちろんですが、口下手でも人見知りでも相手の話を親身の聞く、しっかり相槌が打てる聞き上手な方を目指しましょう。介護を必要とする方は、行動もおしゃべりもゆっくりなため、介助者にとっては待つのも大事な仕事です。短気な人はむいていないかもしれません。

利用者様はもちろん、介護の仕事はチームワークも欠かせないため、一緒に働くスタッフへの気遣いも必要です。常に相手の立場に立って考え、行動することが求められます。仕事の失敗などをプライベートな時間まで引きずってしまうと、肉体的にも精神的にも疲れてしまうので、オンとオフをしっかり切り替えられることも、大事な要素です。

心も体も健康でなければ、介護を必要とする人のサポートはできません。まずは、ご自身が健康であることは必須条件です。

ここからが本心の話

とまぁ…いくつか向いている方の特徴を上げていきました。しかしながら初めに言った様に私は、向いていない人なんかいないと思っておりますのでここからは本音を語らせて頂こうかと思います。先ほどまでの内容は、少し良い事を言いすぎているかなぁと思いましたので。

業務自体に”嫌悪感”を感じるか否か?が最も大事だと考えます

皆さんはお年寄りが好きでしょうか?正直な所、私は全く好きではありませんでした。理由としては過去に祖母から受けた”トラウマ”に加え、アルバイトや仕事上であった高齢者の横柄な態度と勝手なイメージではありますが”汚らしいイメージ”がぬぐい切れなかったからです。

介護と言う仕事は決して華やかではありませんし、様々な汚いと感じる事に触れる機会があります。私がどうして仕事をこなせてきたか?と今考えると、そういった様々な事を”仕事”として割り切れていたからだと思います。

私の”性格”は果たして介護に向いていたのか?

私の顔つきや雰囲気は気さくで優しいと良く言われます。体格はがっしりとして少々太っています。利用者様には「アンタええ顔しとるわぁ…」と言われ、正直モテていました。自分で言う事ではありませんが…。あまり表情が変わらない人は良い印象を与えられないので、介護士になる入り口としては、私は有利なのかもしれません。

入社前に私がずっと悩んでいたのは”排泄介助”でした。実際行ってみると何のことはありませんでしたが、人によっては大きな壁となるでしょう。私はネットカフェにて嘔吐物の処理など行っていたのでそれに比べると全然平気でした。

匂いが一番吐き気を催してしまうので、マスクをしていればただそこにあるのは”片付けるべきモノ”という印象になります。すぐに換気を行えば匂いは残りませんし、利用者さんにお断りを入れ、消臭剤を撒く等どうにか業務がこなせる環境を作りましょう。意外と私が吐きそうになったのは、利用者様の歯磨きを行っている際に歯茎に残ったご飯を取り出した時でした。出来るだけ考えない様に業務を行うのも良いかと思います。

向いている人柄

思いやりがあり、優しい人が向いているのか?という話には疑問符が浮かびます。私が実際に介護士になる前は、介護士になるような方はきっと奉仕の精神が強く、おおらかな方が多いのだと思っていました。しかし実際の所、本当に優しい方はすぐに辞めてしまいます。

私が辞めた原因に繋がる事なのですが、私が想像していたより、介護士の方で高齢者に当たりが強い人が多いです。特に高齢の女性は陰口を抑える事が出来ないのか、癖になっているのかわかりませんが本当に陰口が多いです。ひどい時は利用者様本人の前で「そんな事言う?」という位強い言葉を吐きます。

勿論全てがそうではありませんし、たまたま私がいた施設がそうだっただけかもしれませんが、女性中心の職場となるとグループを作ってしまいがちになるので、注意する人間もおらず、意見を言わない男性が求められます。私は内心どうでもいいと思う様にしていましたが、少しヒド過ぎたので「あまり陰口は言わない様にしませんか?」と言うといつのまにか避けられる様になっていました。

私は物事をはっきりさせたい人間なので同僚や上司に詰め寄るのですが、「ええわ、アンタ面倒臭い」と話し合いを設けてもくれませんでした。

私は高齢者に思いやりがあり、かつ人間関係に無関心な方こそ一番、介護に向いているのではないかと思います。そして私を含め、短気な方は絶対向いていないと思います。仕事に対し、感情を載せてはいけない事は理解していますが人間には我慢が出来る限度があります。そこと仕事への情熱・金銭を照らし合わせて私はやめる選択をしました。

短気な方は何か辞められない理由が無ければ続けるのは難しいと思います。良い人間を勤めようとすると様々なストレスを感じますし、注意したとしてその方が変わる見込みは難しいでしょう。向いていない方はいないと思いますが、続けられるかは別という話ですね。

まとめ

どんな仕事であれ”耐えられるか否か”が仕事を続けられるかどうかの判断基準だと思います。ですから仕事が続かない方は自分への追い込みが足りないのかもしれません。

私も同様です。いまだにこの仕事で生涯を終えるという覚悟が出来ません。最近はコロナの影響で終身雇用(その会社で一生働く事)も危ぶまれています。今回の記事を読んでやっぱり介護は無理かもしれないと思われても大丈夫、しかし早めに決められた方の方が生きやすい世の中である事は確かなので出来るだけ早く自分にあった人生を送りましょう。

私は何かがあっても大丈夫な様に介護の資格を取りました。最後の砦として一度体験しておくというのも悪くないかもしれません。親が認知症になってもどういう症状でどういう対応をすればいいか分かるので決して無駄では無かったと思います。

本日はここまで、ありがとうございました。

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